ank301.jpgアンコール・ワットからの帰りぎわ、
夫が売店でビールを購入。
ツアーの方と一緒に飲み始めました。
「これから山登りするのに大丈夫~?」と聞くと、
「すぐに汗で出て行くからダイジョブだいじょぶ~。」
まあ、確かに暑くて暑くて、
ただ立ってるだけでもじわじわ汗が出てましたけど・・。
酒飲みの言いわけはどうしようもないですね。












プノン・バケンは山というよりは、丘ぐらいかな。
緩やかな坂を15分ほど上った頂上にピラミッドのような寺院遺跡があります。
ここからはアンコール地方を360度見渡すことができ、
夕日鑑賞スポットとして大人気。
この日は、雨があがった後もどんよりと曇っていたので、
きれいな夕日はあまり期待できなさそうでしたが、
それでも大勢の人が頂上を目指していました。

ank302.jpg


象に乗って上ることもできます。
この写真、分かるかな~?
木に階段が取り付けられているので、
それを登って木の上から象の背中に乗り移るってわけです。







ank303.jpg


頂上にある遺跡。
階段が急なので、これを登るのか~っとげんなりしてると、
ガイドさんが「向こうの階段の方がましだからあっちで登りましょう!」
ああよかったと付いて行くと・・・

ank304.jpg←こっちもかなり急なんですけど~!

ank305.jpg

↑デニムのデカ尻を見せてるのが私。

それにしても、歴代の王様たちははどうやって登ったんだろう。
手を使わずには登れないので、
家来たちだって、乗り物を担いで登るのは無理だと思うの~。
だからって王様ともあろう人が、こんな風にはいつくばって登るわけないしね。
ガイドに聞いたら、「もう少し緩やかな階段もあります。」
って言ってたけど、心なしか、自信がなさそうだった気がするのでした・・。


ank306.jpg


だけどさすがに眺めは最高!
画面のほぼ中央にうっすらと映っているのがアンコール・ワットです。
こうして見るとまさに密林の中・・って感じですね。


ank307.jpg予想通り夕焼けというほどの光景は
見られなかったけど、
気持ちよかったなあ~。
遠くに見えてるのが西バライ湖。
人造の大貯水池です。


























ank308.jpg登るのも大変だったけど、
降りるのもこわ~い。
高所恐怖症の私。下を見ないように、
足元だけに集中して降りました。


















ank309.jpg夕食は、市内のレストランで、
アプサラダンスを見ながらバイキング。
このダンスの装束は、
昼間遺跡で見たデバターたちにそっくり。
それもそのはず、内戦時代に
多くの踊り子さん達が死んでしまったので、
彫刻を参考にしながら
復興してきたものなんだそうです。
切なくも誇らしい話です・・。



















それにしても長い1日でした。