tk501.jpg
tk502.jpg

イスタンブールのホテルは、これまで泊まった中では一番よかった!
それなりに大きな建物だけど、中をうまく仕切ってあって、
こじんまりしたプチホテルにいるような落ち着きがありました。
他のホテルでもそうでしたけど、イスラムの国でもツリーは飾るんですね。
でも、よく考えたら日本も同じ・・異教徒のくせにクリスマスを祝ってますけどね。


tk503.jpg


ブルーモスクへと向かいました。
写真に白い粒々が写ってるの、分かりますか??
この日は雨模様で、時々雪がまじったりして寒かったー。
標高の高いカッパドキアあたりよりイスタンブールの方がずっと寒かった。

tk504.jpgそれでもブルーモスクは長蛇の列。
ニューイヤーホリディということで、
世界各地からの観光客で賑わっていました。
こういうのを見ると、日本ではまだまだ
観光資源を生かしきれていないのでは?と思う。
京都や奈良だって、
もっと外国人を呼べそうなんだけど。










tk505.jpg
tk506.jpg


ブルーモスクの正式名称は、スルタンアフメット・ジャーミィ。
建物の内壁を飾る青いタイルが美しいため、この愛称で親しまれています。
ただ、入ってみると真っ青というわけではないです。
私には青を引き立てる赤の色も印象的でした。

tk507.jpg2階の回廊に上がって
タイルを間近で見たかったけど、
時々取っていく人がいるとかで、
今は立ち入り禁止になってます。
世界中どこにでもバカ者はいるものです。













tk508.jpg

ミナレットと呼ばれる尖塔が全部入りきらなかったけど、
ブルーモスクのほぼ全景です。
ガイドがちゃんと写真スポットに連れて行ってくれるんです。


で、すぐお隣と言っていい場所にあるのがアヤ・ソフィアです。

tk509.jpg

こちらは、もともとビザンチン時代にキリスト教会として建てられ、
その後、この地をオスマン・トルコが治めるようになってからはモスクとされた大聖堂です。
このあたり日本人にはとても理解しがたい歴史の複雑さ・・。

tk510.jpg内部は暗くてあまり
いい写真が撮れませんでした。
と言っても今回の旅の写真は
すべて夫が撮ったものですけど。

全体的に傷んでいる印象でしたが、
もともと贅を尽くした建物だったみたいです。
世界各地から集めたという大理石を、
壁や床に惜しげなく使ってます。
色や筋の入り方が違う大理石を、
上手く組み合わせて模様みたいにしています。
大理石にこれほど種類があって、
こんな使い方ができるってこと、
初めて知りました。










tk512.jpg

アヤ・ソフィアで有名なのはモザイク画です。
これはもちろんキリスト教会時代に描かれたもの。
モスク時代にはこの上から漆喰で塗り固めて、イスラム風に装飾されていました。
今のトルコ共和国が誕生してから漆喰がはがされてこの姿が見えたそうです。
時代によってあまりにも違う姿を見せていたこの大聖堂・・・
今、修復中ということですが、いったいどう修復するのかなあ??
それによっては、キリスト教徒とイスラム教徒がもめそう・・。不安だわ。



tk513.jpg
tk514.jpg

この日のお昼ご飯はドネルケバブです。
パンに挟んで食べることも多いみたいだけど、
ライスの上に乗って出てきました。
おいしかったけど、ちょっと油っぽかったかな。







tk515.jpgターキッシュコーヒーにこりたので、
昼食時にはチャイを飲んでいました。
要するに紅茶だけど、
トルコのチャイは苦いんです。
私はお砂糖なしでは飲めません。
しかもどのお店も小さいー。
もっとがぶがぶ飲ませてほしかった・・。









tk516.jpg


レストランの窓から金角湾が見えました。
イスタンブールの新市街と旧市街を分ける、細長い内海です。
右の方へ行くとボスポラス海峡につながります。
画面左上に見えているのがガラタ塔。
今残っているのは14世紀頃の建物だそうですが、
ビザンチンの頃から監視塔などがあっただろうと考えられてるそうです。
右手の橋がガラタ橋。
二層になっていて、上が道路、下にはシーフードレストランがあります。
道路は新市街と旧市街を結ぶ交通の要で、自動車がひっきりなしに走っているのに、
歩道は釣り人でいっぱいなんです。
下のレストランの窓からは釣り糸が垂れてるのが見えるそうです。


写真がいっぱいなので、イスタンブールの午後は、次のページで。